子供が言うことを聞かない!中学生高校生にはどう対処する?

中学生高校生、思春期真っ只中。心身ともに激変期です。親の悩みもピークに達する時ですね。「勉強しなさい!」嫌な顔されるってわかってるのに、言ってしまいますよね~。どうしたら言うこと聞いてくれるのでしょう?

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言うことを聞かない中学生・高校生の、まずはその心理と習性を理解することからスタートです。対処法を提案します。

中学生・高校生の子供が言うことを聞かないのは、親のせい?

中学生高校生は自我が確立しつつある成長過程にいます。自分と他者との区別を明確にしてく中で、葛藤し、悩み、自分自身と闘っている。そうして自分というものを確認していく作業を繰り返しながら成長していく。まさに人生の関所にいるのです。

親と自分は違う、親のいいなりになんてならないということを、無理にでも示していくことで、親離れを実現しようとしています。

だから意地でも親の言うことなんて聞きたくない、聞かない。それが中学生・高校生の心理の原則、それが当たり前の成長過程だと思っておきましょう。

このころの親に対する基本感情は「わかってくれない」です。

親に何か言われたときの感情は、「今やろうと思ってたのに、わかってくれない」。「やらなきゃいけないってわかってるのに、わかってくれない」。「ちゃんとやってるのに、わかってくれない・・・」。となる、ほとんど自動反応です。

そして「わかってくれない」の前の言葉は全部「のに」です。「のに」という言葉は、「のに」に続く行為の主体を責める言葉。要するに全部親のせいにしたいのですね。

さらに中学生高校生の思考は続いていきます。

ママはどうせわかってくれない、だったら何もいわないで。ほっといてほしい。うるさく言うんだったら、もういい、知らない。言うことなんて聞きたくないし。というふうに・・・、ほらね、親のせいになったでしょう。

親が自分をわかってくれないことを、言うことを聞かない正当な言い訳にできたのです。

子供は親が自分のことわかってくれなくていいと思っているのかもしれませんね。こんなふうに便利に使えますから。

さらに、わかってくれないイコール、自分と親は別の人格であり、自分は親の所属物ではないという証拠にもなります。

言うことを聞かないという行為は、子供が選んだこと

「ママは私のことなんて何にもわかってくれない!」日常よく聞くセリフです。わかってくれないママが悪いというわけです。

そんな時は正々堂々と言いましょう。「うん。わからないよ!」って。

そして、わからなくて当然だよ。ママはあなたじゃないから。もしママにわかってほしいと思ってるんだったら、わかってもらえる努力をしなよ。ママのこともわかろうとしなよ。と続けるのです。

言うことを聞かないという行為は、親の態度がどうだったにせよ、子供自身の意志によって選択したのだということを子供に知ってもらうのです。すると子供は自分の行為の結果を自分で請け負わなくてはならないことを学びます。

同時に親は子供がその行為を選択したということを認める

言うことを聞く、聞かない、は子供の自由。子供が言うことを聞かないという行為に対して、しつこく怒ったりしない方がいい。罰をほのめかしたり、脅しを与えたりして、無理やりなんとか言うこと聞かせようとするのはNGです。

お互いに対等なひとりの人間として尊重しあうことを教え、これからどのような親子関係を築いていきたいかということを考えるチャンスを子供に与えましょう。

自立とは、自分の言動とその結果に自分が責任をもてるようになる、ということです。

中学生・高校生はほんと~に勝手わがまま!そんな習性を理解して

親からみれば中学生も高校生もまだまだ子供。心配でついつい口出し。どうでもいい些細なことまで。そして何でも先回りしてやってあげてしまったり。

「そんなこと自分でできるよ、できることは任せてほしい、だまっててほしい」が、中高生なら普通に持つ気持ち。そう、子供の自立心を育てるためは、「任せる」は大切なこと。親は余計な口出しはぐっと我慢して過保護にならないようになくちゃいけない。

でも一方で子供は、「できるけどめんどくさい、やってほしい」と思っている時もある。まあ、わがままなもんです。そういう時は、親にやれって言われても、全然言うこと聞かないですよね。

親は、できるでしょ、やりなさい!なんてしつこく言ってしまうわけですが、これは単にエネルギーの無駄遣いにしかなりません。かといって逆にここですべてやってあげてしまってもよくないですしね~。

あるいは、「いろいろ命令したり、うるさく聞いてこないで、ほっといてほしい」これも中高生には自然な感情。親の命令なんて聞くはずない。親は子供を信頼して過干渉は慎むように。

けど一方で、子供は「話を聞いてほしい、甘えたい」という時もある。そんな時には十分かまってあげなきゃいけない。はい、ほんと勝手です、ふぅ。

 

あなたは、今、目の前の子供が本当はどんな気持ちで、何をしたいのか、何が必要なのか。それをちゃんとみてあげて下さい。

未熟な脳とホルモンのせいで、「任せてほしいけどやってほしい」、「ほっといてほしいけど甘えたい」、こんなふうに相反する複雑な感情でいっぱいの中高生、まぁなんて厄介な生き物でなんでしょうね。

親はその本質をちゃんと感じてあげなくちゃいけないのです。中学生高校生、取扱い要注意!です。親って大変ですね。

親は過保護過干渉にならないように。でも子供が助けを求めてきた時にはいつでも必要十分な手助けができるようにそばで見守っておく。そして甘えたいというセンサーを感じたらいつでもウエルカムで受け入れてあげる。

それで子供は親に愛されているという自信をもてる。親に愛されているという自信が、自分はここに存在していいという自信、自己肯定感になるのです。

親の愛という安定があって、子供は自由でいられるのです。いつでもここに戻ってくればいいという居場所、それが子供には必要です。

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勉強しなさい、を言わなくてもよくなる対処法

「勉強しなさい」これを子供にいったことのない親って世の中にいるのでしょうか?一体親は子育て中何回くらいこのセリフをいうのでしょうね。

勉強してほしいという親の願望はどうしてこうも強いのか。そして勉強したくない子供はどうしてこんなにたくさんいるのか。

中学生高校生の場合、子供が言うことを聞かない、その内容は勉強とそれに付随する問題で7~8割はしめるのではないでしょうか。

なぜ勉強しなくてはいけない、と親は思っているのでしょう?

子供のためですか?子供の将来のためですか??

もし本当に子供のためだったら、子供は言われなくても進んで勉強します。実際勉強すること自体が好きな子も少数ですがいますよね。

勉強は好きじゃないなと思っている子でも、今、勉強することが、自分の優先順位の高いことをするために有用だ、とはっきり納得できれば勉強するのです。

自分のやりたいこと、なりたい自分、それを実現させるために、勉強するということが、どうリンクするのか。それがわかれば勉強します。

親は子供に丁寧に話を聞いて、それをちゃんと示唆して、気づかせてあげるといいのです。

勉強しなさい、の言葉の裏に、子供がいい学校に入ることによって、スゴイ親としてまわりに賞賛されたいなどという、世間体や見栄が潜んでいると、子供は敏感にキャッチして、言うことを聞かないでしょう。

親の価値観のおしつけに何より拒否反応をおこすのが中学生高校生ですから。

いい学校に入ってほしいという親の期待、それは子供を縛ります。期待と同時にあるのは信用です。信用しているからね、という親のことばは条件付きの承認を表します。

信用とは条件がそろってはじめてできるのです。子供を無条件に認めるということとは違うのです。

中学生高校生にとっては、学校の勉強より大切なこともある

勉強のほかにやりたいことが早々にみつかった子供には、「勉強しなさい」、というのをきっぱりやめていいと思います。この年齢で自分が本当にやりたいことがみつかった子は非常にラッキーです。ほとんどの子供はそれがわからないから、とりあえず勉強しておくしかないのですから。

例えば、寝食忘れて絵ばっかり描いている、早朝も昼も夜もサッカーばっかりやっている、いつでもうるさいくらい歌をうたってる、なんて子供です。こういう子供たちにとっては勉強する時間なんてもったいないのです。

それに傍からみたらアホにしか思えないくらい、何かに熱中して取り組める子は、自分の人生を生きている、という自信と強さがあるのです。

こんなことじゃ将来食べていけないわ。はい、それ、子供にとっては余計な心配です。

親は子供を信頼するしかない。そして信頼と同時にあるのが希望なのです。希望に満ちた人生は幸せでしかないので、何の心配もいりません。

まとめ

子供が言うことを聞かないという行為、それを選んだことを尊重しましょう。でも親の責任として教えるべきことを伝える努力は続けてください。

罰や脅しを使ってムリに子供に言うこと聞かせても、子供の成長を助けることはできません。

その行為を選択したのは自分で、その結果に責任をとらなければならないのも自分であることを、子供に教えることが成長を助けることになります。

そして心身ともにアンバランスな子供の本質を感じて。いつでも子供は親に愛されている存在だということを伝えておく。子供の居場所をつくるのは親の仕事です。

親は子供を信頼して、子供も親を信頼する、親子でともに希望に満ちて、成長していきましょう。

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