中学生の子供の反抗期に、親がマスターすべき接し方とは

身体も心も急激に成長する中学生。だから言動も変わって当然。もう小さな子供ではなく、かといって大人でもない、とても中途半端な時期。接し方には悩みますよね。

口うるさくなってませんか?同等にやりあってませんか?価値観をおしつけてませんか?

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子供の言動を嘆く前に、親は自分の言動に気づきましょう。そこから子供への対処法がみえてくるはずです。

中学生~高校生の子供の反抗期の特徴

a1180_004678中学生ころはじまる「第二反抗期」、最後の子供の反抗期です。<自我の確立>のため子供が必死になっているときです。

自分が他者とは違う自分であることに、なんとか自信をもちたい。自己肯定感がほしい。

それが一番身近な親という存在からの精神的な独立、いわゆる親離れをするための言動となって現れるのが、中学生~高校生の子供の反抗期なのです。

親が嫌いになったわけではないのに、でも言うことききたくない、何も話したくない。それがなぜなのか、子供自身もわからない。どうしたらいいのか悩んでいるのは親以上に子供本人かもしれません。

攻撃的になるタイプ何も話してくれなくなるタイプ、そしてその混合タイプ。子供によって、現れる言動に違いはあります。どちらにしても親は心配で、接し方には悩むところですが、「見守る」これが共通キーワードです。親が、そろそろ子離れする時期なのだと、しっかり心得て対処することができれば、この反抗期も意外に楽にのりきれますよ。

攻撃的なタイプには冷静な接し方で。同じ土俵にあがらないように

かわいかった子供が、最近乱暴になってきて、あるときついに「くそばばあ」「しね」「うざい」なんて信じられない言葉を吐く。そのうち、他にことば知らないの?って、言いたくなるくらい、そんな対応が日常に。相当ショックですよね。さあ、どうしましょう!?

私の場合は、なぜかはしゃいでしまったのです。なになにこれ?テレビドラマでみたようなシーン!これ反抗期ってやつ?ワクワク!って。まずはただその現象を観察して楽しんでみたのです。

中学生の子供は、今、反抗期という成長過程にいる。大人になるために通るべき道をとおっているだけ。ホルモンのバランスや未発達な脳のおかげで今こういう現象が起こっている、そうなんだな、と。

今のその子の現在地を認める、こういう状態なんだな~と見守ってあげるということです。

なかなか難しいことだとは思います。でも母親なら、ホルモンバランスの乱れによって、生理前や更年期に、いつもと違う自分になってしまう経験ありますよね。そんな似たようなことが子供にも起こってるのかな、くらいに思えると、少々のことは流してあげようと、冷静になれるのではないでしょうか。

中学生の子供に対してついやってしまうのは、同じ土俵に上がってしまうこと。相手が子供だということを忘れてしまう。ひどい言葉に、同じようにひどい言葉で対応する。さらにひどい言葉が返ってくる。またさらに・・・。取っ組み合いも始まったりして?あーあ、そうなるともう泥沼状態、ただのケンカ。親も子供もエネルギーがあり余ってるだけですね、笑。

私はそんな体力ないので、こう対処しています。例えば「こんな親、いやだ」「うざい」「死ね」なんて、中学生の息子がわめいているとき、心の中でこう唱えるのです。「本当はそんこと思ってないくせに、おほほ、まぁ心にもないこと言っちゃって。反抗期なんだね~、いいよいいよ、がんばれ~」、って。

そして口では適度に反論しておきます。息子が10言ったら、1か2くらい返しますよ。もちろん心の中は穏やかなまま。演技している自分を眺める感覚ですね。全く無視するのは逆にまずい気がするのです。

反抗中の中学生は親に干渉されたくないくせに、実はかまってほしいという気持ちも同時にもっている、面倒くさい人種なのです。少しだけ適度にかまってあげることが、ちゃんとあなたのことを気にかけてるよ、あなたが大切だよ、というメッセージになるのです。

八つ当たり行動には寛大に対処する

攻撃性が言葉以外にもでる子供がいます。モノに八つ当たりという行動です。たまたま身の回りにある家具や壁を蹴飛ばしてみたり、本棚をひっくり返してみたり。親はびっくりして、なんてことするの!と、八つ当たり行動そのものに突っかかって怒ってしまう。そうなれば、事態の収拾がつかなくなりますよね。

ここはぐっと我慢。冷静になって。はい、深呼吸~!

八つ当たり行為に関しては、その時点では全く無視して見逃してあげましょう。子供は興奮してそうなってしまっただけです。モノを壊すことが目的ではないのですから。ただしその行為によって起こしてしまった結果について、責任がとれるかどうかを子供が落ち着いた状態のときに話しておきましょう。

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何も話さないタイプへの接し方は、適切な距離をとって見守ること

今までは学校や友達のこといろいろ楽しそうに話してくれてたのに、最近話かけても生返事。ついしつこく聞いてしまうと、「うるさいな~」なんて煙たがって、自室にこもってしまう。どうしたの?何かあったの?心配でおいかけてまで、またしつこく聞いてしまう。

はい、気持ちはわかります。でもその行為、中学生には無駄ですよ。聞こうとすればするほど、子供は心の壁を厚くします。

子供からすれば別に反抗してるわけじゃない。ただ自分つくりに夢中なだけ中学生の子供の反抗期は自分の世界をつくろうともがいている時期。親が無遠慮に自分の世界に侵入してこようとするのを防ぐための至極当然な行為なのです。だからここは、ただ見守るしかない!

もう、十分に大きくなった中学生に対して、なんでもわかりたい知りたい、知っておくべき、なんて思うのはやめましょう。親の所有物ではないのです。子供に執着しすぎないで。親が子供のすべてを管理する必要はありません。もはや子供は親と世界を共有したくないと思っているのですから。

自分の子供とはいえ、自分とは独立した別の人間。子供を親と対等な人間として扱い、価値観を認める。

そして絶対的にプライベートを尊重する。間違っても子供の日記やスマホを盗み見るなんてことはしなでくださいね。

親子に信頼関係が成り立っていれば、反抗期であれ、子供は本当に言わなくてはならないことは話してくれるはずです。事務的な連絡事項もそうですが、それよりも何か自分の力では解決できない問題にぶちあたった時、助けてほしいときに、ということです。

中学生の子供に過干渉、過保護になっていては、子供は本当に親に聞いてほしいと思っていることを、逆に言えなくなってしまいます。そうなると心配ですよ。

普段は放っておく、任せる、あっさり見守る。そんな態度で接している。でも子供がなにか親のサポートを必要だと感じたときには、いつでもそれを話せる親でいたいものです。

まとめ

中学生の子供の反抗期は、子供が自我を確立して、親子関係を進化させるためのとても大切な時期。親の接し方や対処法でこれからの子供の人生に大きく影響を与えるといっても過言ではありません。

子供の言動の大きな変化に親は混乱しますが、親を悩ます中学生の子供の反抗期の様々な言動は本心からでているものではないのです。

子供のみえる言動にいちいち心乱すことなく、大人の余裕をもって、少し高いところから客観的にまわりを見渡してみる。反抗期の子供の言動という「部分」に固執することなく、その子の本質という「全体」を感じて見守っていくのです。

ドーンと構えて、子供と一緒に親もどんどん変化して成長していきましょう。進化していく親子の関係性をめいっぱい楽しんで!

そして子供が親に助けを求めてきたときは、その子がその子らしく生きていく力をつける手助けを、親は喜んで遠慮することなくやってあげましょう。

こちらの記事もご覧ください  ⇒子供の反抗期、親が楽になれる対応方法と接し方のポイント

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