帯広で馬ざんまい。乗馬&ばんえい競馬で気分最高

北海道・夏家族旅行、2日目。昨日帯広空港から入り、レンタカーで「六花の森」へ。十勝川温泉泊。

今日は帯広で一日中馬に癒されて過ごそう。馬と触れ合っていると、自然に優しい気持ちになっている。心身が本来あるべきところにもどって元気になれる。


馬好きの私が、超お勧めする、エネルギー充電プランです。

十勝川温泉から十勝千年の森へ。癒しの乗馬体験。

「十勝千年の森」ここの駐車場が乗馬の集合場所。十勝川温泉からは約1時間弱かかるときいて8時前には宿を出発。「森の馬小屋」さんでお世話になる。

乗馬は6年前に北海道大沼公園近辺で1時間ほどの体験をして以来。あの時はまだ子供たちもみんな小さかったよな~。大丈夫かな。

今回はなかなかユニークな プログラムで、まあだからお願いしたんだけど、放牧された馬の中から自分の馬と出会うところからスタートするというもの。

馬に近づくには、どの方向からが良いのか、音を立てた方が良いのか、忍び足の方が良いのか、どんな歩き方がいいのか、馬と仲良くなるためにはどんな方法が有効か?

などなど、いろんな話を聞いた後、いよいよ自分の馬と対面する。

相手は生き物。当然だけど人と同じように呼吸をしている。馬は敏感だから、近づいてくる相手が敵なのか味方なのか、どんな気持ちで近づいてくるのかを、きっとすぐに感じ取る。

はじめての人に会うよりも、はじめての馬に会う方が緊張する。馬の前ではごまかしはききそうにないから。なんでもバレてしまいそうだから。

でも別にかっこつけることなんかないか。もし馬に、あんた優しそうな顔して、いい人そうにしてるけど、本当はそうじゃないんでしょ、なんて見透かされたとしたって、いいやんね。

きっと馬はそれでも私のこと、それでいいいよいいいよ、って受け入れてくれるだろうから。

馬に近づいて自然に手を首に置いた瞬間、 ふわっと優しい空気に包まれた。

ふう・・・、お互いに呼吸を感じあう。

さらに馬と仲良くなるために、丁寧に体全体をブラッシングする。愛情ホルモン、オキシトシンがいっぱいに溢れてくる。しあわせ~♡な、やんわり気分。

馬の前ではこんなに素直になれるのに、どうして人間相手だとそれが途端に難しくなるんだろうね、なんてなんとなく感じてた。

3時間に及ぶプログラムだけど、乗馬自体は40分程度。

ウチの中学生男子はかなり手こずってたみたい(笑)馬は人を見るからね。確実に馬に下に見られてたね。身長のびて体でかくなっても、 やっぱまだまだ子供だね~。

馬と呼吸を合わせるふうではない。一方的に馬を自分の思い通りにしようと力むから、そうなるんだ。ハハハ。

そして乗馬の後はまたブラッシングをして、心から「ありがとう。」

今日出会えて嬉しかった。私はすごく癒されたけど、馬も癒されてくれたのかな?

触れ合うことって本当に大事なんだな ~。お互いが癒される。いつもそんなふれあいをしていたいなぁ。

馬に癒された余韻に浸りながら、「十勝千年の森」を散策。ここにはカフェもショップもあるから、軽くお腹を満たすのにも最適。おいしいチーズでさらに幸せ度アップ。


ばんえい十勝、競馬開催日でラッキー

そのまま宿泊先、然別湖畔温泉へ向かおうかとも思ったけれど、なんとラッキーにも今日土曜日はばんえい競馬の開催日。

ずいぶん昔、若かりし日、週末ごとに京都競馬場や阪神競馬場へ通っていた私としては、サラブレッドではないとはいえ、ひき馬競馬とはいえ、一生懸命レースに挑む馬を応援しないで去ってしまうことはできない。こんなに近くにいるんだからね。

いくか~帯広競馬場!たった40キロほどの道のりじゃん。再び帯広市内へと車を走らせる。めざすは、ばんえい十勝。日頃、運転嫌いで、 ほとんど徒歩か自転車でしか移動しない私とは別人になってる。 車って速くていいわ~。

やっぱ、馬、好きなんだな~。私。

子供が生まれてからは全然競馬場行ってなかったんで、 久しぶりでワクワクドキドキ。競馬場の独特の雰囲気が懐かしい。決して上品とは言えないけどね。

でもここは観光地化してるかんじで、 楽しげな空気があって、カップルや親子づれも多い。

高校生以上入場料100円で、なんと一度買うと開催期間中ずっとそれで入場できるようだ。だから、ご招待券になってるんだね。

観光客にとっては全く意味ないけど、こういうのって、なんとなく嬉しくなる。

馬券の買い方も丁寧に説明してくれるし。いつのまにか馬券ってこんなに多種多様になってたんだ。JRAでも同じ?種類がいろいろあって、どれがどれだかよくわからん。

昔はあんなにスイスイ馬券買ってたのに、なんかむっちゃ素人みたいでちょっと悔しい(いや、もちろん素人なんですけどね)。 20年のブランクは大きかった・・・。

ここはもう初心者になりきって、ビギナーズラックを期待しよう。私が見込んだ馬と子供たちの好きな数で勝負だ。といっても購入はほんの数百円だけ。

お給料を自分だけのために使ってたOL時代とは、当然購入金額の単位も変わるよな~。これじゃ当たったとしても旅行代の足しにはなんないな。

それでも、ヤッター!! 当たると嬉しい、気持ちいい、気分も上がる。 払い戻し機で、千円札がパラパラと出てきたのをみて、すごいね~、なんで?って驚く子供たち。

スマン、万札見せてやれなくて。 君たちは未成年&学生で馬券買えなかったから、 少ない額だが山分けだ。ママ太っ腹でしょ。臨時小遣いに大喜びの子供たち。

そろそろ宿へと向かいましょう。然別湖畔温泉まで60キロか~、結構あるね。みんな気分ハイなので、道中、車の中でずっと大合唱、カラオケルームよりうるさいわ〜。

でもおかげで眠気にも襲われず、楽しいドライブ。宿に近づくに連れ、深い霧に包まれて、全く前方が見えない状態になってしまったけど、それもクリアして、なんとか無事宿到着。よかった〜。

今日も素敵な一日に感謝!

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