言うことを聞かない子供なのは、もしかして発達障害だから?

全然落ち着きがなくて、じっと座っていられない。集中力もなくて、すぐに違うことを始めてしまう。本当に言うこと聞かない子供で困る。

これってもしかしてADHDだったりするのかな?もし障害だったらどうしたらいいの?

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ADHD(注意欠陥・多動性障害)って何?特徴や原因、症状の改善方法そして親の心得をお伝えします。

親の性格次第でADHD(注意欠陥・多動性障害)になる?

ここ数年ADHDという言葉をよく聞きますね。どうも落ち着きがない子供のことをそう呼ぶらしい?

え、 うちの子ってもしかして病気なの? 言うことを聞かないのはそのせい?病院で診てもらった方が良いのかな。あなたは漠然と不安になっちゃってるんでしょうか。

人の話をいつも聞いてなかったり、毎日忘れ物をする。すぐ立ち上がってどっか行ってしまう。順番を待てない。感情が素直に行動にでてしまう。そんなかんじのお困り事でしょうか?

でもそれ、ほとんどの場合取り越し苦労です。こんな言動は幼児から小学生くらいではよくあること

変わった言動で周りからちょっと飛び出てしまうような子供、みんなと同じことをするのが苦手な子供、そんな子供の親が保守的な常識人、みんなと一緒が大好きな親だったら大変。その子はすぐにADHDにされてしまいます。

ウチの次女もなかなかに個性的な子供なので、小学生低学年の頃、夫や義母はADHDなのではと心配していたようです。私はそんな彼らの助言は笑い飛ばしていましたが。

ADHDに限らず、子供が病気になりやすいかどうかは、親が病院好きかどうかにかかっているような気がします。

要は親が子供の様子を見て、病院にかかるべきかどうかを、的確に判断できるかどうか。

病院に連れて行けば安心、医者に見せれば安心。病院に連れて行くことで親としての責任を果たしたと思っている親は無理やり子供を病気にしてしまいます。

あなたの子供のことをよく知っているのは、お医者さんよりあなたなんですよ!

例えば風邪ひいて熱が39度ある、立ち上がるのだって辛い子供にとって、無理やり手を引っ張られて病院に連れて行かれるのって、迷惑以外の何者でもない。単なる親の自己満足なんですよね。風邪なんて寝てれば、勝手に治ります。

子供には自然治癒力がある、あなたには子供に良い環境をつくる力がある、お医者さんに頼らなきゃいけないというケースは、あなたが思ってるよりずっと少ないのです。

病院に行くのが悪いと言ってるわけではありません。 母親として子供をしっかり見てあげること、よい環境を整えてあげること、まずそれを最優先してくださいね。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)の原因は解明されてない

ADHDの原因は脳の一部の機能障害とされていますが、良くは分かっていない。

脳や血液を検査して判定できるっていうものではなく、普段の子供の言動を保護者から聞いたりして、それを診断基準に照らし合わせていくのです。

診断されるためにはADHDの特徴となる症状が2つ以上ある、それが6か月以上続くこと、12歳以前に見られることなどの基準があります。

ADHDの主な特徴は、不注意・多動性・衝動性です。

先生の言うことを全然聞いてなかったり、整理が出来ずにいつも引き出しの中がぐちゃぐちゃ、とにかく忘れ物が多い・・・というような不注意

じっとしていられなくてどこかに走って行ってしまう、授業中にいきなり立ち上がってしまったり、高い所に登ったりという危険な行動・・・そんな多動性。でもこれは小学生中学年以降にはだんだん治まってきます。

カッとなって友達を殴ってしまったり、友達が遊んでいるところに割り込んで邪魔をしたりする、・・・衝動性です。じっくり考えてから行動するというのが苦手なのですね。

これらは程度の差はあれ子供に見られる言動ではありますが、あまりに目立つようで、生活に支障をきたすということであれば、ADHDと診断されるかもしれません。

障害児だと診断されると母親は楽になれる

診断は保護者の言い分が判断基準となるわけなので、保護者がどれだけ客観的に子供の言動を捉えることできているかにも多少影響されます。

ADHDやその他の発達障害にしても、なぜか親や先生が病名を欲しがるケースも多いらしいのです。 病気だと診断されるとお母さんは楽になるんですね。 言うことを聞かない子供だったのは自分のしつけが悪かったせいじゃない、障害があったせいだと言うことなのでしょうか。

親のしつけがなってない、親が悪いと言われたって、私の子育てあんたにケチつけられる覚えはない、ってどんと構えてればいいだけなのにね。他人にどう思われたって平気!それでいいのに。

でもそうじゃないお母さんが多いんですね。自分の世間からの評価が気になる、よくない母親だって世間から評価されることが怖い。だから子供にADHDだとレッテルを貼ってほしくなる。

でも風邪なんかの誰でもかかってすぐ治る病気と違って、発達障害と診断されると、その瞬間、あなたの子供は、世間から特別な子供として扱われることになってしまう。

そして一旦貼られたレッテルは、子供が成長して改善されたり治ったりということになっても、なかなか消すことはできないのです。それは子供本人を苦しめ続けることになるのです。

特別な支援を受けることができる代わりに、もしかしたら偏見や差別をうける可能性もあることは、十分覚悟しておいたほうがよいと思います。

言うことを聞かない子供に必要なのは、診断よりも良い環境

そもそも障害があるとか無いとかの区別って何なんでしょうね?社会への適応能力が低ければ、障害なんでしょうか?もちろん一口に発達障害と言ってもその程度や出てくる症状は違うので、一概には言えませんが。

別にADHDじゃなくったって普通の子供だって、いや大人だって、ダメだダメだって、できないことばかりつつかれると嫌になりますよね。だんだん自分に自信がなくなってくる。自尊心が育たない。そんな環境の中にいたら、健康な人だって病気になっちゃいます。

虐待や、そこまででなくても、いつも自分が虐げられるような養育環境の中では、ADHDのような症状が引き起こされることもあります。そんな場合は専門家でも診断は難しい。

逆にADHDであったとしても、よい環境が整っていて、親や先生、友達・・よい理解者に恵まれれば能力を発揮していくことができるのです。ADHDの子供は能力がないどころか、特定のことに対してはすばらしく集中力を発揮できるのです。反面他のことにはどれも中途半端になってしまったりするので、そちらがクローズアップされてしまうのですね。

障害児かどうかなんて心配するよりも、子供の得意なことや好きなことに目を向けて、それを伸ばしていくことのできる環境を整えてあげれるといいですね。

ADHDがあっても特別な子供ではない

発達障害である子供を、特別支援教育などで「特別な子供」として区別するのではなく、 個性豊かな子供として他の子供たちと一緒に学ぶ。

障害があるとかないとかではなく、みんながお互いにできること・できないこと、得意なこと・苦手なことを認め合い、足りないところを補い合うことを覚えていく。

世の中にはいろんな人がいて、みんな自分と同じように悩みながら一生懸命に生きていることをお互いが知る。

難しいけれど、そんな教育ができればいいのにな~、そうすれば偏見や差別も生じないのに、と思うのです。

もしあなたの子供がADHDであっても、あなたは自分の子供を決して「特別な子供」だと思わないでほしい。

あなたの目の前にいる子供は、 個性あふれる素敵な子供です。だから他の人を助けてあげたり役に立つことができる。もちろん逆に助けてもらうこともあると思います。

親が社会に対して「特別な子供だから特別に扱って欲しい」「特別な子供だから支援をうけて当たり前」と要求する気持ちが強すぎると、それは自分のほうから区別をのぞんでいることになります。世間からの差別や偏見を助長してしまうかもしれません。

あなたとあなたの子供が、できることは何なのか、できないことは何なのか?

できることは頑張ってやっていきましょう。でも出来なくて辛いって言うことは支援や配慮を含め、素直に社会や周りの人に助けてもらえば良いのです。 ひとりで頑張りすぎる必要はありません。

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ADHDの子供に薬をつかうのはリスクが高い

薬物療法によって症状が改善するということもあるようですが、できれば薬には頼らないようにしたいものです。

ADHDに使用される薬は覚醒剤とよく似た構造物質で、その副作用がまだはっきしりしていないのです。そんな薬とADHDの症状の、どちらが子供にとって本当のリスクなのかは見極めなければなりません。

幼児から小学生の頃というのは、とにかくどんどん成長している時ですよね。もちろん神経もどんどん発達している時期なのです。だからADHDと診断されたって、成長とともに治ってしまうということもよくあること。

子供の頃、みんなと同じことができない、成長が遅いと言われた子供でも、そのうち追いつくことができたりするのです。成長には個人差があるので大丈夫、できないことを気にしすぎないようにしたいですね。

気づくと周りの子を、逆にすんなり追い越してたりして。え~昔は問題児だったのに、こんなに立派になっちゃって。なんて大人になって、昔の先生や同級生に驚かれたりするんですよね。

もちろんそんなふうになるには、家族や先生の適切なサポートが欠かせません。

よい環境をつくって、気長に見守る。できないことを叱ってもどうしようもない。ADHDの子供は、これだけはって夢中になるものをもってることが多いので、それを長所としてどんどん引き出してあげるといい。自尊心がしっかり育っていきます。ADHDかどうかなんて誰も気にしなくなりますよ

親子で脳を鍛える時間を確保する

副作用がない改善方法があります。それは自力で脳を鍛えることです。

脳は運動によって鍛えることができる。ジョギングなどの有酸素運動を週に5日ほど20分~30分すれば良いとされています。

脳は年齢とは関係なく鍛えることはできるので、これは親も実践したいこと。何もしなくても成長する子供と違って、大人は何もしなければ衰えていくだけですからね。

よしやろうって気構えると、うまくいかない。せいぜい2~3日で、間違いなく挫折です。いいとはわかっているんだけど・・・やらなきゃいけないって思ってるんだけど・・・言い訳は山のように転がってます。

子供だってそれは同じ。やれといわれて、はいそうですね、なんて実行できるわけがない。

習慣化させる方法の一つは一緒にやる仲間をつくること。ここは親子で一緒に運動する、ということをぜひ習慣化してください!

夕方一緒に走りにでる、公園で縄跳びをする、少々距離のある駅や店に自転車でいく・・・何でもいいです。20分難しかったら10分でもいい。やらないよりは少しでもうやる方がいい。とにかく何か始めてみる。

あなたの脳パフォーマンスアップと子供の症状改善のため、一日の中に、優先して一緒に運動する時間を確保するのです。

ADHDは運動療法で改善する

さらにADHDの典型的な症状である不注意に大変有効な運動種目があります。

不注意というのは脳のワーキングメモリが障害されている、すなわち一度にひとつのことができない、という状態。

じゃあどうすればいいか。一度にふたつ以上のことをする練習を繰り返せばいい。脳神経を強化するのです。

ダンス、体操、武術、格闘技などなど、ですね。こんなの大人がたまにやってみると、頭パニックになります。動きを覚えて、音楽を聴いて、それに合わせて実際身体を動かす、難易度高いですよ~。でもできるようになるとかっこいいですよね。ADHDの改善にはもちろん効果ありそうでしょ?

これも子供を口実にあなたも始めてみるというのはどうでしょう。

脳神経が鍛えられるということは、運動することで確実にイライラ頻度もレベルも低くなるということです。

単純に運動で身体がすっきりすると心もすっきり軽くなりますからね。 とにかく運動は本当に大事です。

まとめ

言うことを聞かない子供でも、障害のある子供でもいいじゃないですか。

今目の前にいる子供をありのままに認めること、受け入れること。親として最初に子供にしてあげたいことはそれだと思うんです 。

子供が何をしたからとか、何をしないからとか、ADHDというレッテルがあるかどうかなんて何も関係ない。

目の前の子供はただ愛されるべき存在です。今目の前にその子が存在しているということ、子供がいてくれるから自分が親でいれること、ただそれに感謝です。

この子にしてあげられることは何なんだろう、自分の利益や損得なしにただそこに没頭できれば、 毎日がすごく幸せだと思います。

母親の愛にやわらかく包まれて育った子供は、 個性を育んでしっかり自分の人生を歩んでいくことができるのです 。

こちらの記事もご覧ください  ⇒子供にイライラがひどすぎる。心療内科にいくべき?薬は必要?

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