新学期といえばドキドキするのは役員決めですよね。役員の断り方、なんてついググってみたりして?共働きママには特に大きな問題かもしれません。
いやだ、いやだ。なんて悩んでるのはあほらしいですよ。だってPTA役員にはメリットがいっぱいなんだから。
私自身は先週末、中学の役員の引き継ぎと、自治会の役員の引き継ぎが無事完了して、今めちゃくちゃ肩が軽くなってるかんじです。
逆に今年度役員になっちゃって、どうしよう~なんて嘆いてる人いますか?でも私不思議なんです。どうしてみんな、そんなにPTA役員いやなんだろう??
PTA役員は子どもが学校通ってる時しかできない
役員になったら「損」、って、ほとんどの人が思ってる。でしょ?
でも役員って、子供が学校にいる間にしかできないんです。
子供が卒業してしまったら、どんなにやりたいって言ったって役員できません。
ってことは、今しかできない経験なんですよ!!
人生大切なのは、その時にしかできない経験を逃さずすることだと思うんです。
子供が卒業したら、どんなに役員やりたいって言ったって、お役御免なんですよ~~!
立場が人をつくる。メリットは無理~がなくなること
私、実はすごく内向的な性格で、人前で喋るなんて絶対にいや。
子供の頃は、授業中答えがわかっていても当てられるのがいやで、手を挙げれなかった。
たまに手を挙げると、即、必ず当てられる。先生には「この子は答えわかってんのに、手挙げへん!なんで挙げへんの?!」と責められる。余計なお世話や~。と思いません?
挙げたくないもんは挙げたくないんです!
そして今でもむっちゃ控えめな、遠慮しいな大人です・・・。
そんな私が、息子が幼稚園ときになんとPTA 会長になってしまったんです。
くじでした。
でも立場が人を作るというのか、PTA 会長ということで、役員会のたびに司会をしたり、行事のたびに、先生や保護者や子供たち・・数百人の前でしゃべる機会をこなすうちに、人前で喋るのが何ともなくなってきたんです。
まさに慣れですよね。自分でも不思議だったけど、私意外に人前で話せるんだ、と思えるようになっていた。
おまけにこういうの一度やると、同じような役を当たり前のように頼まれるようになる。
それを嫌だな、めんどくさいなって思う人もいるんだろうけど、私は何でもいいように考える質だし、流れに任せちゃうとこがあるんで、ま、いいか~って思ったわけです。
でもそれまでなら、多分そんな時に、えー私には無理~って思ってしまってたとは思います。だって、ホントに役員とかやって、前で喋ってる人の事、心から尊敬してましたから。絶対私にはできない!って。
それがなんと、まぁできそうだからやってみようか、引き受けてみようかって思えるようになってしまってたんです。すごいことですよね。
PTA役員やると、できることがどんどん増えていく
実際、PTA 会長が終わったと思ったら、次は娘がやってたミュージカルの父母会の会長に、知らない間になってて。
劇場の確保に始まり、舞台の広告宣伝からチケット売りまで、ボランティアとは思えないレベルの仕事をこなしてしまって。
もちろんそれ私の力ではなくて、私以外の役員さんたちが超優秀だったおかげなんですけどね。
やってみると意外に楽しかったり、思いもしなかったことがすんなりできたり、自分の得意が発見できたり・・・。
その後も所属していたいくつかのサークルの会長もさせていただくようになったんです。
ありがたいことです。できる人だって、ほんとはそれほどでもなくても、いつのまにか思ってもらえるようになるんですね。
すると本当に実際、「できない、無理」だったことが、「出来る」に変わっていくんです。
これ、そもそも、くじでPTA会長になったおかげですね。
新しいことを始めることで成長できる
何かを始めるということは何か変化が起こるということ。変わるということは成長です。
ただ始めたいと思っていても実際なかなか行動にならないことがほとんど。
できない言い訳なんて、いくらでもつくれるから。
そして結局やらないまま。何も変わらない。
PTA役員になるというのは、言い訳ができない一歩を踏み出すことでもある。
だから、思うんです。役員になるのって、損じゃなくて「得」でしょ?
「新年度の始まりに、心あらたになにかチャレンジしてみなくちゃ」なんて思いながら、なかなか行動に移せないなら、
役員なるというのは、ひとつのチャンスです。
物事を始める時に、外からの強制力があるというのはある意味ありがたい。
PTA役員になって得るものは、すごく多いですしね。
わかりやすいところだと、
学校の様子がよくわかる、先生と親しくなれる、子どものことがよくわかる、子どもが喜んでくれる、役員友達ができる、、、などなど。
本当にメリットは盛りだくさんです。
共通点の少ない人どうしの関係性を学べる
PTA の関係性というのは特殊で、仕事みたいにお金が絡んでないし、上司と部下みたいに上下関係があるわけではないので、逆に難しい面があります。
ボランティアなので、誰かが誰かに強要するということはできませんからね。
そしてなんといっても、親であるという以外の共通点があるわけではないのです。
例えば同じ学校や同じ会社ということなら、意外に共通点は多いのです。偏差値がほぼ一緒だとか、年齢が近いとか、同じ資格や趣味があるとか、・・。
子供繋がりの関係であるPTAや父母会はといえば、同じ地域に住んでいるので、生活レベル的には似たような感じなのでしょうが、 母親の年齢も違えば考え方も育った環境も違う。
なので役員メンバーによっては仕事上の人間関係とは違う、多大なストレスも生じます。言い方を変えれば、いろんな母親がいるんだなぁと実感することができる。
おかげで、自分とは違う母親、を尊重する術も覚えるわけです。
かなり勉強になりますよ~~。
私も幼稚園PTA会長&劇団父母会会長の時には、相当勉強させてもらいました(;´Д`)
小学校や中学校の役員は、会長だったわけではないし、仕事自体もそんなにあるわけではなくて、いいとこどりで楽勝って感じでしたけどね。
そういう意味でも小学校中学校の役員はあえて逃れようなんて思う必要は全くありません。楽です。挙手して引き受けちゃっていい感じですよ!
いろんな立場を経験することで思いやりの気持ちが生まれる
正直PTA会長&劇団父母会会長は本当に大変でした。大変だったのは仕事の量が膨大だったから、というわけではありません。
役員内でうまくいかない人同士がお互いに相手を非難して自分の正義だけを主張してくることもあります。
自分の子供の利益だけが目的のエゴ丸出しの理論をぶれぶれに投げかけてくる人もいたりします。
そういう時は、なんで仕事でもないのに、こんな人の相手しなきゃいけないんだろうと思うこともありました。
こういう人とでも、衝突を起こさずにうまくやっていかなければならないんですからね。
そして役員さんたち相手だけではなく、 一般のお母さんの文句(意見?)にも対処しなくちゃいけない。 この場合、文句言ってくる人っていうのは、 だいたい役員やったことのない人です。
自分サイドからしか物事が見えていないのですね。だから相手の立場を思いやるということも思いつかない。 まあ仕方ないのでしょう。
あ、こんな話しちゃうと、やっぱり役員やりたくないと思ってしまいますね(笑)
でもこれは会長という立場だったからで、そうでなければここまでは責任持つ必要は全くないから大丈夫です。
それに、終わってみれば、授業料も払わないで、こんなに学ばせてもらってありがたいって感じることができました。苦しんだり悩んだり大変だったりした経験はすべて自分の力になるのですから。
なんでもそうです。 自分が実際やってみて初めてわかることというのはたくさんあります。
(その最たるものが、「親になる」ってことだと思ってます!!)
やってみて初めて、大変だったんだな、 自分はいろいろやってもらっていたんだな、こういう人たちの頑張りのおかげでうまく進んだんだな、そんなことを知ることができるのです。
そこでやはり感謝の念と、思いやりの気持ちや、自分ができることはさせてもらおうという謙虚な気持ちが生まれます。
そんな気づきは、そのまま自分の人間としての魅力に繋がっていくのです。
共働きのママこそ PTA 役員にチャレンジてみてほしい
共働きのママは特に、 PTA 役員は何とか逃れたいというのが本音でしょ!ww。理解できます。
でも出来る範囲でいいので、思い切って引き受けてみれば、大きな学びになること請け合いです(≧◇≦)
ただでさえ子供と接する時間が短いのであれば、 直接ではないかもしれないけれどPTA 役員になることは、 間接的に子供との時間を増やすことにもなります。
学校行事のお手伝いなどでは、普段見ることのない、家庭とは別の子供の顔を見ることができるかもしれません。
子供が毎日を過ごしている空間の雰囲気を、実際に感じることで子どもへの理解も深まります。
大切な大好きな子供が、毎日過ごしているところがどんなところか知りたいと思うのなら、PTA 役員になるという選択はとても有効です。
子供との話題を増やすきっかけにもなりますよ。
子供って、口には出さなくても、 ママが PTA 役員とか自分の習い事やサークルの役員やってくれてるのってすごく嬉しいんです!(^^)!
まとめ
PTA役員になるメリットは、新しい体験ができること、それによって自分自身が成長できることです。
そして実は「子供が喜ぶ」これが最大のメリットなのです。
子供って、ママが自分のために頑張ってくれてるっと思うと嬉しい。ママへの信頼感も育っていきます。ママの言うことも今よりよく聞いてくれるようになるかもしれません。
もし今年役員になり損ねたかたは、是非来年チャレンジしてみてください。
今年役員になって嘆いてた人は、成長のチャンスをもらったと思って喜んでください。
新しいチャレンジは確実にあなたを成長させ、若々しくさせます。人生どんなことも学びです。
新しいチャレンジを自分で決めることが出来ない時は、やらなきゃいけない状況に追い込む、というのも手ですよね!
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