反抗期だから仕方ない?中学生の子供の暴言暴挙への対処法

反抗期だから大目に見てあげたい、頭ではわかっていても・・でももう我慢の限界?!

中学生の反抗期の悩みの数々は、渦中にいる親子にとっては相当つらい大問題です。

言うこと聞かない、親への暴言、感情が不安定、どれもあるあるです。そう、これらはほとんどどこの家庭でも自然に発生する問題なのです。

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あなたが楽になる対処法お伝えします。

子供の反抗期の典型的な悩みです

今回は、当ブログ読者のあるママからいただいた相談をシェアしながらお話しますね。きっとあなたも身に覚えのある現象ですよw。

さて、あなたならこんな場合どうしますか? ちょっと考えてみてください。

以下引用。

昨日、狭いリビングでバレーボールのトス練習をしていた娘に部屋ではやめなさい、やるなら外で、と主人が注意しました。それに対して「いや。」と言い、トス練習をやめない娘。それが何度も繰り返され、主人が激怒し取っ組み合いのケンカになりました。挙げ句の果てに娘は包丁を握り「絶対に殺す!」と…

私が慌てて止めましたし、娘も本気ではなかったにしろ、ものすごく大変でした。

娘は平気で親をお前と呼んだりクズと罵ったり、死ねという言葉も使います。いつもいつも悪い状態ではないのですが、何か自分の気に食わないことがあるととてもひどい状態になります。感情を抑えられないというか…

どこまでを思春期だからと大目に見て良いのか、だんだんと分からなくなってきました。

アドバイスをお願い致します。

因みに今日は学校(今、中学1年です)をズル休みしてベッドから出てきません。

引用終わり

やめろと言われればやる、やれと言われればやらない

これが子供の、とくに反抗期の子供の習性です。まずこれをしっかり覚えておきましょう。

家の中でトスの練習をしたら怒られるだろうということぐらい娘さんはわかってるのです。

でもなんとなくちょっとやってみたくなったんですよね。バレー部なのかな。部屋の中でもついやっちゃうぐらい好きなんだから大したもんです。

多分これまでにも同じような状況はあったのかな〜と想像します。

ウチの息子もそうでした。

中学1年の頃だったかな~、ヨーヨーにはまって、暇があったらヨーヨーをやっている、という時期があったんです。

いろんな技を次から次へと、そりゃあ熱心に練習して、私が言うのもなんですが、かなり上手。立派に芸のひとつでした^^

好きなんですよね、楽しいんですよね。

だからヨーヨーすること自体悪いことでは全然ないんだけど、狭い部屋の中でやられると、なんだか物に当たりそうで壊されてしまいそうでヒヤヒヤします。

かといって「やめなさい」って言っても、 絶対やめないんですよww。

何度も命令されたら、さらに反発する

これも子供の、とくに反抗期の中学生の子供の習性です。

で、ウチの具体的な対策なんですが、

ヨーヨーやってもいい場所を決めておきました。比較的周りに物がない安全な場所を指定しておく。その場所でならしてもいいよ。ということです。

やめなさいって言われると、大体子供って、意地になってやめない。 そうすると親も意地になって、やめなさいとしつこく言う。

悪循環の始まりです。親も子も意地になって、自分を押し通し、なんとか相手を思い通りにしようとする。

こうなると喧嘩になって当たり前。 この状況はもう親が子供を叱っているという状況ではなく、ただのケンカです。

誰しも、子供でなくったって、自分がやってることをやめろと命令されることは好みません。

やってもいいよ、とまずは OK を出して、でも条件付けする。それで半分ぐらいはうまくいくのかなっていう実感です。

やるなら外で、という提案もご主人はしっかりされているので、もしかしたら、その言い方に改善の余地があったのかもしれません。

ご主人の「やめなさい」っていう言葉は愛に溢れていたでしょうか?優しい口調だったでしょうか?客観的に検証してみてください。

ウチの場合は冗談ぽく笑いながら、注意します。

うわ、その技すごいやん、なんて注意する前に、先に褒めてみたりもします。

あ、でもヨーヨーやっていい場所ってどこやったっけ?と軽く続けます。

それで素直に移動することもあれば、聞き流してることもあります。一度注意したくらいではやめないことがほとんどですかね。

本人がヨーヨーに集中してる時はもう絶対にダメなので、声をかけるタイミングも大事です。

そして一度注意したら、しばらくは待ちます。無視してるふうにみえても、頭のすみにはママの言葉が残っているのです。

続けて何度も言っても効果はありません。 言えば言うほど、やめるまでに時間がかかりますね。

娘さんの場合だったら、よくトスそんなに続くね、さすが!ママにもちょっと教えてよ、ほら外行こう!なんて感じで言ってみるといいかもしれません。

そして、忘れたくないのは、たとえば娘さんがバレーを好きな気持ちを、あなたがちゃんと知ってるってことを、いつでも伝えておくことです。

どっちも硬いから反発が起こる

このような状況が今までにも何度かあったというのなら、もしかしたら娘さんはわざとやっているということも考えられます。わざと親を怒らせようとしているということですね。

何か自分が親に嫌なことをされた仕返しに、親が嫌がることをやっている、というわけです。

ここでもう娘さんの気持ちはすでにガチガチです。親に対してぶ厚い壁を作ってしまっている。

硬くなってる娘さんの心に対して、硬い対応をしたら、すなわち力で何とか押さえつけようとしたら、その力の分だけそのまんま攻撃がこちらに返ってきます

どちらか一方が柔らかければ、相手の力は吸収されます。ケンカにならないということですね。

両方が柔らかくなるのが理想ではありますが、とりあえず、どちらかが柔らかくなりましょう。この場合人生の先輩である親が柔らかくなる方が、多分簡単です。

力で押さえつけようとすると信頼関係は育たない

単純に考えてみてください。中学生の女の子と大人の男性と、どちらが力が強いですか?

単純に力の面で対抗するとすれば、力の弱い方は武装するしか方法はなくなります

本来本当に強い人は、自分の持つ力を、大切な人を守るために使うのです。

自分の持つ力を自分よりも弱い人を自分の思い通りにするために使おうとすると、対等な関係性は成立しません。

一般の社会生活の中での親子以外の関係性で考えてみれば納得しやすいと思います。

親子というのは、それぞれの持つ役割や責任、立場は違うけれども、存在ということに関して同じだけの価値があり、対等なのです。お互いを尊重することが親子関係のスタートです。

男の人にはわからないのかもしれません。

子供や女性が自分よりも体の大きい男の人から怒鳴られたり何かしら攻撃を受けたり・・という時の恐怖を。

具体的にはそれが父親だったり夫だったり・・・という場合、娘さんのようにまだ反発する元気がある場合はまだよくて、それさえできなくなることもあるのです。

親子という関係性では、どうしても親の方が立場が強いです。だからこそ、親は意識して、ついつい力で子供をおさる、ということをしない努力が必要です。

参考:ビンタで躾?体罰うける子供の恐怖わかってますか?

喧嘩の仲裁はあくまでも中立の立場で

親子ゲンカを止める時でも、兄弟ゲンカを止める時でも同じことです。仲裁に入る時はどちらか一方の立場と同じになってはいけません。

例えば保育園の先生が子供達の喧嘩を止めるときというもの、それぞれ一人ずつの言い分をまず聞いてあげると思うのです。

そして本人たちに解決策を考えさせる。相手を理解する気持ちを促す。きっとそんなふうに仲裁して指導しているはずです。

包丁握って、絶対に殺す!と娘さんが父親に言っている。その状況だけ見れば、娘さんの方が悪いようにみえるかもしれませんね。

当然母親はハラハラしてなんとかその行為を止めせたいという思いが先行するのは当然です。

でもここで、「何やってるのやめなさい!」みたいなことを母親が命令的に言うと、 これは仲裁ではなく明らかに「父親の味方である母親」という立ち位置になってしまいます。

娘さんからしたら、自分の言動は父親にも母親にも全く理解してもらえない。聞いてもらえない。と言う虚無感に襲われるのです。だからますますその行為をやめようとしない。

母としては、こんな時、2対1で娘さんを攻める構図を作らないように気をつけなければなりません。

「まあまあ二人とも落ち着いて落ち着いて。

包丁は危ないからとりあえずおこうか。パパももっとゆっくり話して。そんな怒ったら怖いよ。」

なんて感じな声かけから、 あなた自身がしっかりと落ち着いた状態でやってみましょう。

一人ぐらい冷静な人がいないと、このような場はなかなか収まりません。

まずは喧嘩を止める人が落ち着いていること。

喧嘩している当人同士の両方の言い分を聞くこと。仲裁するときの心得です。

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壁を作っている原因が「思春期反抗期」だけでない場合もある

少し気になったのは、 包丁握って、という部分です。

本気でないにしても、殺す!、とまで言ってしまうのには何か根深い原因があるかもしれません。

でも、とくに何もないかもしれません。単にちょっとした脅しのつもり、くらいならいいですけどね。

一般的な話ですが、例えば子供に暴力を振るうことが当然の父親だったり、いつも下の子ばっかり異常に可愛がる母親だったり、主従関係のような厳しすぎる親子関係だったり・・・。

親子関係において、過去またはさらに現在にわたって、相当理不尽な抑圧があって、子供自身が親を許せないという思いをずっと抱えている場合もあります。

いわゆるトラウマが原因になっていて、そしてなんとか現状の親子の関係性から解放されたいという叫びであるということです。

これまでの親子関係での、様々な言葉にできない葛藤が、この中学生の、思春期という年齢になって、体も大人と同等近くに大きくなった今、 表面にでているという可能性もあるのです。だとしたら歓迎すべきことですよ。

もし、何か思い当たる節があるのであれば、親としてそこにしっかりと向き合わなければいけない時なのだと思います。

過去の自分の過ちに気づいて、それを認め、そういう行為に至った自分の弱さを許し、傷つけてしまった子供に誠意をもって謝らなければなりません。

思春期というものが、今まで無意識に蓋をしてきた部分に向き合わざるをえないチャンスになる場合もあるのです。

感情を抑えられないのは当たり前

思春期の子供が、感情を抑えられないというのは、それは仕方ない。そういうお年頃なんです。

原因のひとつは脳の発達。不安や恐怖という感情をうまく処理する働きをする前頭前野という部分が未成熟であることです。なので中学生くらいだとまだまだ感情の処理が苦手なのですね。ここは知っておきましょう。

だから体だけは大人と同じように大きくなっても、思春期ごろは、平たく言うとキレやすい、という現象も度々おこるのです。

娘さんが特別なのではなく、 どこの中学生にも普通にあることです。

もちろんどんな親子の関係性なのか、 その親の性格子供の性格にもよって程度の差はあります。

でもどちらにしてもそんなに気を病む必要はないので、反抗期だからこんなもんでしょ、っておおらかにのんびり眺めていましょうね。

思春期だからと、なんでも大目に見る必要はない

中学1年生といえば反抗期初期ぐらいでしょうから、 言葉が荒くなるのはある程度は仕方のないことでしょう。

うちの息子(中3)も、感情的になった時は、うざうざ、とよく言いますよ。私にはあまり言いませんが、姉に対しては死ねを連発することもあります。

でも、お前とか、クソババアとかウザとかならともかく、さすがに死ねという言葉は、軽く口に出してもいい言葉だとは思えないので、その度に私の考えをきっちり話しています。

生きている、ということはどんなに感謝してもしきれないことだし、今命がある、いうことは決して当たり前のことではない。

自分の命も人の命も絶対に粗末にしてはいけない大切な大切なものだからです。そもそもまわりの命が自分を生かしてくれているのです。

私は息子からそんな言葉を聞くと、本当に悲しくなるし、冗談でも言ってはいけないことだと、その度に何度でも真剣に伝えます。

こんなふうに、反抗期だからということで容認したくない問題というのも、やはり親としてあります。

あなたが大切に思っていることをきっちりと娘さんに伝えるということは、思春期だからといって、怠らないほうがいいと思います。

それに関しては大目に見るということはしなくていいのです。

思春期だからと大目に見た方がいいこと、 思春期だからといって大目に見れないこと、それはあなた自身が、あなたの信念に従って決めていいことです。

もちろんそれは、あなたの価値観を娘さんに押し付けることとは別で、そうならない注意は必要です。

対話の数だけ信頼は育つ

毎日どれくらい子供と対話してますか?昨日はあんな話、今日はこんな話をしたなって思い浮かびますか?

子供が小さな頃から、親子での対話を大切にしてきた親だと、思春期になって突然子供がわからない理解不能ということは起こらないのです。

反抗期の子供の代表的な現象としては、親に何も話さなくなる、親に暴言を吐く、という2パターンがあります。(参考:中学生の子供の反抗期に、親がマスターすべき接し方とは)

まぁだいたい中学生って、どの子でもこういう状態になって親は心配したりイライラしたりするもんです。

とはいえ、幼児~小学生としっかりと日常的に親子の対話の時間を大切にして、子供の話を聴いてあげることが習慣となっている親だと、思春期特有の状況になったとしても、不思議と子供が理解できなくなるなんてことはないのですよ。

反抗期の今になって、急に子供がわからなくなったと焦って、子供になんでも話してね、なんて言ったところで、そりゃあ無理な話。

これまでの積み重ねがないんだから、子供が何か話してくれるということなんてありえない、ですよね?!

それに急に分からなくなったんじゃないです。今までもわかっていなかったんです。

これまでもできてなかったことが急にできるようになるわけはありません。

ここは焦らず、 もし日常的に会話が少ないなと思うのなら、まずは、「おはよう!」と挨拶からでもいいのです。無理なく対話を増やしていきましょう。

親子で共有する時間が思春期の子供の心をほぐす

ずる休みしちゃったんですね。娘さん、お布団と仲良しなんですね(笑)。

ウチの娘も、お布団大好きです。中学生の頃、娘さんと同じように、学校に行けないことありましたよ~。

娘さんもわかってるんです。学校に行かなきゃいけないってことは。

でも行けない理由がある。

なんとなく行きたくないっていうことかもしれませんが、 その「なんとなく」だって立派な理由です。

本人が意識しているかどうかはともかく、部活で嫌なことがあったとか、先生に理不尽なこと言われたとか、そういうことが原因になっている場合もあります。

ただ親を困らせたいだけかもしれません。

いろんな原因が考えられるので、一概には言えませんが、とりあえず待ってあげましょう。見守ってあげましょう。

ここは発想の転換。せっかくずる休みしてるんだったら、親子でどっかに出かけてみてはどうですか?

何も遠くの特別なところに行かなくったっていい。近所の店でランチするとか、映画なんかも手軽でいいですね、 土日は並ばなきゃ入れないような話題のスイーツの店に行ってみるのもいいんじゃないかな。

ちょっとした非日常の体験は、良い意味で神経を高ぶらせることができます

怠惰な方向に向かっていたエネルギーが、やる気の方向に自然と向かうことができる。

どうして学校行かないの、なんて無理に聞き出そうとしたり、ついお説教や小言を言ってしまったり、ということはナシにしましょう。

家ではない、いつもとは違う場所で、ただ二人の時間を楽しんでください。そうすることで硬くなってる娘さんの気持ちも少しずつほぐれてくるのです。

時間を共有する、言い換えれば相手のために自分の時間をつかう、ということは相手を大切に思っていることの一番わかりやすい表現方法です。

そんな時間を大切に過ごすことは、今の娘さんにとって学校に行くよりも必要なことかもしれません。

まとめ

思春期ほど子育てが楽しいときはない!

これが子供の思春期を3回体験した私の感想です。三人三様の思春期がありました。(一人はまだ反抗期真っ最中。おもしろいです!)

いずれにしても、大切な子供の成長をすぐ横で見ていられることに、 本当に感謝です。

植物が成長して花を咲かせるのを見るのが嬉しいのと同じように、いやもちろんそれ以上ですが、子供の成長を日々見ているのも本当に嬉しいもんです。

ほとんどのことは大目にみてればいいんです。というか、思春期の子供にあえて親ができることがあるとしたら、そんなふうに眺めていることくらいです。へたに手も口もださない方がいいのです。

でも適度な水やりや肥料は忘れないで。 子供が素敵な花を咲かせられるよう手伝ってあげたいですよね、

そして、子供に、「あなたを何よりも大切に思っているよ」っていうことだけは、いつも伝えておきましょう。

反抗期って本当に面白い。子供の感情の激変に一緒になって飲み込まれないように、冷静に眺めていると面白さ倍増です。

そしてきっと子供の反抗期のおかげで一番成長するのは親の方なのでしょう。

子供の思春期はワクワクドキドキハラハラの連続。楽しまなきゃ損です!(^^)!

ゆったりと呼吸して、子供の反抗期を楽しむ心の余裕をもちましょう。

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