反抗期だとわかっていても、親だって人間。いつも冷静に子供に接するなんて不可能。親だって疲れてる。毎日こんなに子供のために頑張ってるのに。
言うこときかない、悪態ついて勝手ばっかり。あ~イライラする。なんとかならないの?
なんとかしましょう!イライラは美容と健康の敵ですからね。不思議と心穏やかになるイライラ解消法教えます。
子供の反抗期にイライラ、思い込みを捨てるだけで解消できる
イライラする子供の態度トップは、言うことをきかない、ではないでしょうか?
例えば、ゲームをしている子供に、「勉強しなさい」「まだ始めないの?」「いつやるの」「やれっていってるでしょ?!」「なんでやらないの?」。母親は勝手に興奮してイライラ怒っている。相手は反抗期の子供。命令されればされるほど、したくなくなるという習性をもっている生き物。
ここはスパッと無駄な労力つかうの、やめてみませんか?言うならせめて最初の「勉強しなさい」の一言くらいでとどめておいて。後は放置しておきましょう。子供に任せるのです。「やるか、やらぬか」はもう子供の問題です。その責任は子供がとらなくてはならないのです。
そもそも言うことをきかないからって、なぜイライラするのでしょう?
子供を親の思い通りにしたいのに、そうならないから、ですね。これが子供の反抗期にイライラする原因です。
あなたのために言ってるのよ、なんて子供に言わないでください。親の「子供はこうあるべきだ」という囚われをおしつけているだけではないですか?理想の娘、理想の息子の像を追っているだけではないですか?だったら、子供のためではなく親のためです。
だいたい勉強にしても他のことにしても、自分からやろうと思って主体的に行動しないと、身には付きません。親に言われていやいや塾に通ってる子がどれくらい本当に勉強しているかというのは怪しいものですよね。
親が何か言うとすれば、「ママはこうするのが、こういう理由でいいと思ってるよ。あなたはそれをしてもいいんだよ。しなくてもいいいしね。」というような言い方でしょうか。命令はしない、選択肢を与える、許可を与える。子供が自分で主体的にしていると思えるようにもっていくのがポイントです。
イライラ解消には、子供の人生についての「こうあるべきだ」という思い込み、それを思い切って捨ててみることです。
今、娘や息子はこうなんだと、認める。受け入れる
小さいときはいい子だったのに、何でもハイって言うこときいてくれたし。かわいかったな~。なんて過去のよき思い出にしばし浸るのは結構。でもそこでストップ。
それに引き替え今のあなたは一体なに?親に何もいわないし、勉強しないし、お友達は成績いいのに、こんな事じゃ将来ろくな人生にならないわ・・・と続いてくるとイライラが育ってくる。
今現在の娘・息子の状態を認めましょう。過去と比較したり、誰かと比較したり、将来の子供の状態を勝手に妄想して嘆いたり、無意味です。子供にしてみれば、余計なお世話ですよね。
今、現在の目の前にいる娘・息子としっかり向き合って。その状態を受け入れてあげる。人は自分の現在地からしか、次の一歩を踏み出せない。次の一歩を踏み出すためには現在地をしっかり知らなければならない。反抗期の子供はその現在地がわからなくて、もがいている状態だともいえます。それがその子の現在地なのです。
親はそんな子供の状態を認める。受け入れる。
その現在地から子供がどう一歩ふみだせばよいのか、必要ならば一歩ふみだす手助けをする。一歩の方向性を間違わないように見守っていく。
そんなふうに今現在の子供の成長過程に関わることができれば、イライラ解消です。
子供の反抗期にイライラするのは、ずっと続く気がするから
わからないってイライラしますね。電車がいきなりとまって、いつ動き出すかわからない、いやですよね~。なぜこういう状況になったのか?いつまでこのまま待てばいいのか?この2つはイライラ要因。でもそれがわかればイライラ度はかなり低くなります。
例えば、赤ちゃんの夜泣き。もし初めての子の夜泣きがあまりにひどかったら、育児ノイローゼになるかもしれません。この大変なつらい状態が永遠に続く気がするからです。でもそれが二人目の子なら、夜泣きなんて今だけよ、と知っている。だからその状態をすんなり受け入れて、夜泣きさえもかわいいと思えたりします。
例えば、陣痛。この世の終わりかと思うくらい痛い。でもそれに耐えられるのは、必ずその先に、いのちとの出会いという感動が待っているというのを知っているからです。
反抗期もそんなふうに捉えてみませんか?子供の反抗期にイライラ、その渦中にいる時は意外に気付いてないのですね。反抗期が永遠に続くものでないことに。
子供の反抗期は子供の成長過程。いつかは終わる。そう思うと楽になります。そうやって親が楽にかまえていると、反抗期もアッサリおわったりするものです。
そしてそれが終わった時には新しい親子の関係性がしっかりと培われています。それを知っていれば子供の反抗期にイライラすることも解消していくはずです。
わからないなら、娘・息子に直接インタビューしてみる
子供がなにを考えているかわからない、というのもイライラの元ですよね。
親があれこれ妄想していても事態はよくなりません、わからないままです。だったら本人にインタビューしちゃえばいいのです。もちろん親子ともキゲンのいいタイミングを狙ってですよ。遊び感覚でインタビューさせて、って子供に提案してみるのです。
ただし、なぜ反抗するのとか、なぜ言うこと聞かないのなど、相手を非難する気持ちが含まれている「なぜ?」は厳禁です。聞き方によってはその瞬間インタビュー中断になるかもしれせん。なぜなのかは子供にもわからないのですから。
もし親がよい質問ができれば、それに答えることで子供も、僕は今反抗期なんだな~と、自分を客観的にみることができたり、関係性のなかで自分が生かされていることに気づいてくれたりします。
そして丁寧に聞くことは相手を大切に思っているからできること。そんな親の思いはきっと子供に伝わります。聞いてもらったということだけで子供は安心するのです。
今混乱している娘・息子の本当の気持ちを丁寧に聞いてあげる、その機会をつくってあげる。
それにより親も子供も、あぁそういうふうに思ってたんだなと、自分と向かいあうことができる。子供が言ったことに対して肯定も否定もしません。そうなんだねって、ありのままを認めるのです。
どうしても親は、親の気持ちをわかってほしくて、一方的にいろいろがみがみしつこく言ってしまいますよね。わかってほしいと思ったら、相手のことをわかろうとすることが先、相手の気持ちをちゃんと聞くことが先です。
子供の反抗期にイライラするのは当然、ひらき直りと客観視
子供の反抗期にイライラって、それ親の仕事だよね!くらいに平然とかまえておくといいです。そうすればイライラしている自分を客観視できます。イライラという感情に飲み込まれなくて済むのです。
反抗期の息子にイライラして同等に罵り合う、反抗期の娘にイライラして取っ組みあいのケンカになる、たまにはいいんじゃないですか?
親だって人間、いつも完璧でいることなんて無理。それでいいのですよ。程度にもよりますが、捉え方によっては、それも立派な親子のコミュニケーションですからね。後になるといい思い出です、笑。
でも、そんな状態が頻繁にあるようなら、それはつらい。そこで身に付けたいのが、自分を客観視する習慣です。
ひとつ深呼吸して・・。あぁ私、今、イライラしているな~、って少し離れて自分を観てみる。映画のワンシーンでもみるように。そのイライラしている自分をいいとか悪いとかジャッジしないで、ただ受け入れる。
そうするとね、落ち着いてくるんです。す~っとイライラが引いていく。
一番早くイライラが収まってきて、解消できる方法はこれだと思います!ぜひ試してみてください。
イライラするのは力のいれすぎ。娘や息子をガン見しない、ゆったり見守る
子供をずっとみてるからイライラするのです。子供の年齢によりますが、娘息子のことなんて適当にほっといて、自分のこと少し優先させましょう。
趣味を楽しむ、運動して汗を流す、ヨガや瞑想をする、などなど。ストレス発散できて自分に余裕ができれば、確実にイライラの頻度は減ります。
逆に、寝不足で空腹、運動不足、そんなストレス満載状態の時は反抗期の子供に接しないほうがいいですよ。必要以上にイライラは増大、すぐにバトル勃発です。
子供へ気を向けすぎるのを謹んで、自分のやりたいこと好きなことを優先させてみる。気づくとイライラ解消しています。
まとめ
子供の反抗期にイライラしてもいい、でもさっさと解消しましょうね。
①子供の人生についての「こうあるべきだ」という思い込みを捨てる
②子供の現在地を認める
③反抗期は期間限定、終わったときには新しい親子関係が生まれることを知る
③子供の思いを丁寧に聞く機会をつくる
④イライラしている自分を客観視する
⑤子供はほっといて自分の楽しみを優先する
できそうなことからやってみてください!
こちらの記事もご覧ください ⇒子供が言うことを聞かない理由はなに?どうしてなの?
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