子育てに関心ないし、家事も分担してくれない、そのくせ価値観おしつける・・・。子育て大変な時期ってとくに、旦那への不平不満はつきることがありません。そんなストレスは子供が何歳になってもつきまといます。
そしてストレスはじわじわとつもり積もってネガティブエネルギーの塊になってしまう。
我慢してるといつかは爆発しますよ。それが熟年離婚の原因に!?
そうなるまえに旦那さんへの恨みつらみはさっさと解消する技術、習得しましょう。
旦那はストレス源だと心得る。イライラを増大させない。
旦那さんがとっても子育てに協力的で、いい夫いいパパっていう人ホント羨ましいですよね。そういう旦那さんも確かにいるんですよね~。
でもそんな他人の旦那さんとあなたの旦那さんを比べても仕方ないのです。
子育てのストレスが旦那さんのせいで増大されてしまうということは、 珍しいことではありません。正直私もそうでした(笑)(←今だから笑えるのです)
ウチの夫は、超会社好き人間。 家族との時間よりも何よりも、仕事している時間が大事(と私には思えました)。そもそも子育ては自分の仕事だと思ってないようでした。
小さな子供三人抱えて、私は子育ても家事も、もっと言えば母親役も父親役も一切を一人で担って奮闘せざるを得なかったのです( ;∀;)
同じような状況で旦那さんへのストレスを抱えて、子育てが辛くなってしまってる人もきっといるでしょう。
本当はバリバリ働きたいのに、今は専業主婦で子育てに専念しているあなたなら、片手間に育児手伝う程度で、 気楽に会社に行ってるパパがストレスでしょう。
共働きで頑張ってるあなたなら、仕事で疲れてるのは旦那さんもあなたも同じなのに、育児も家事もあなたにばかりに負担が多くかかってしまうことに、ストレス感じるのは当たり前です。
こんな状況もうイヤ。もっと手伝ってほしい。わかってほしい。
でもそのイライラ感情をダイレクトに旦那さんにぶつけても、何の解決にもならない。お互い嫌な思いをするだけなんですよね。
どうしてわかってくれないの、どうして協力してくれないの・・・つい、相手を攻めるところから始めてしまうからです。
思い通りに動いてくれない旦那に、イライラは膨大して、ストレスは最高潮。それが子供への八つ当たりに向かったりする。そういう状態で子供が言うことを聞くわけがないから、どんどんイライラしてどんどん辛くなる。
良くないですよね~。あなたが辛すぎです。ストレスで病気になる前に、こんな状況からなるべくはやく脱しましょう!
旦那さんに期待しなければストレスにならない
旦那さんに期待して、自分の思い通りにしてもらおうとするから、イライラが起こる。そのイライラに妄想がプラスされて大きくなって、溜め込んでしまう。これは苦しいです。
じゃあとりあえずの原因をなくしましょう。それは期待しないこと、です。
旦那をストレス源にしない方法の一つは、矛盾してるようですが、ストレス源でいいやと思うこと。もう仕方ないと、いい意味で諦めること。
今の状況と無理やり戦おうとせず、そういうもんなんだなぁと、いい意味で開き直ること。 そうすれば、イライラしたとしても、イライラがとてつもなく膨張してしまうということはなくなるのです。
まあこれはちょっと寂しいことでもあるんですが、応急処置としてはかなり有効です。その方が結局あなたが楽になるんです。
ただ、本当は期待しているのに、無理やり期待してないと自分に思い込ませること、これは我慢です。我慢はよくない。
ここの違いをわかってないと、自分でも気づかないうちに、自分の中にネガティブ感情の塊を育ててしまうことになります。気づいてないというのが、実はとても厄介なのです。
我慢というのは、恨みや妬みの感情を硬い塊にする。なかなか消すことの出来ないストレスとなってあなたの心身に居座り続けてしまいます。それが何か身体の痛みとしてでてくることしたら、それはまだ対処できるのです。
でもそれにも気づかずにいると、それは結局いずれどこかで、もしかしたら子育ての落ち着いたころ、再び浮上して、さらに強力に相手と自分を傷つける元凶になってしまうのです。
じゃあ、我慢にならない、でも期待しない方法、言い換えればこんな旦那だけどそれでいいよ、って許してあげれる方法ってあるのでしょうか。
旦那さんへのストレスを書いてみる
イライラしている時や怒り嫉妬などのネガティブな感情に支配されそうな時というのは、 まずその状況を一歩下がって客観的に観る。まずはそれが一番建設的な方法です。
それができればイライラを大きく膨らますことはなく、だからストレスを感じることもなく、エネルギーを無駄遣いせずに済むのです。
客観的に観るための有効な手段の一つは、とにかく書き出してみるということです。
子育てがストレスだと感じるなら、どんな時に、何に対して、誰に対して、自分はストレスを感じるのか。
例えば、子供が泣き止まずに家事が思い通りに進まないでイライラした。
疲れてても家事をしてるのに旦那は子供の世話もしないでテレビを見てゴロゴロしているのでイライラした。
子供の事を旦那に相談したいのに、 全然聞いてくれなくてイライラした。というように。
頭の中で悶々とイライラ思考を巡らせていると、それは勝手にどんどん膨張してしまいます。
あることないこと、どんどん尾ひれがついていく。
自分の妄想や思い込みと、実際にただ起こっている事象、その距離がどんどん大きくなってしまうのです。
子育てにしても仕事にしても、ストレスが発生する原因というのはほとんどがこれです。
「実際に起きている現実」と「その現実に付随された感情や主観、想像」これを分けて捉える癖ができると、ものごとを勝手に自分が盛っていたのだと気づくことができます。
感情に飲み込まれることもなくなります。
余談ではありますが、これは子育てでというだけでなく、情報社会に生きる私たちには本当に必要な力なのです。
無益な情報に踊らされて、心を忙しくして、なにを信じていいかわからなくなったり、本当は必要でない物を大切だと思い込んでしまったり。それがなくなるからです。情報に飲み込まれず心豊かに生きるためのスキルなんです。
話を戻します。自分の感情を書いてみる、ちょっとひと手間ですが、この作業で、頭の中のざわざわが少しずつ整理されてきます。
そしてその文章を、もし余裕があればゲーム感覚でいいので、「現実」と「妄想」に分類してみるのもいいですね。
私は今イライラしてるな~、思い込みで怒ってたのかな~と、気づいて、まあそれもいいかなと客観的に思えるようになります。ストレスの原因にも気づきやすくなります。
そして書いてしまったら、その紙を一旦パタンと裏返しにするか、どこかにしまうかして、ゆっくりお昼寝した後とか翌日の朝にでも一度見てみればいい。
その時にはもう怒りは随分治っていて、自分でもそんなにイライラすることでもなかったのにって思えることがほとんどです。
そうなればしめたもの。旦那さんへのストレスが蓄積されることはありません。
ネガティブ感情は、認めて受け入れた後、必ず捨てる
例えば、書くとうことなら、日記を習慣にするというのもいいことです。子育て日記なんかはつけてる人も多いでしょう。でも、ひとつ気をつけたいことがあります。
だれかに対するネガティブ感情の記録は読み返さない、ということです。そもそも、本当は記録しないほうがいいのです。特に旦那さんへのネガティブ感情は。
旦那さんというのは、原則、後々まで長年一緒にいるわけです。
過去のある時点で、たまたま沸き起こった恨みつらみの感情なんて、どんどん流してしまった方がいい。
日記を読み返してしまうと、 過去の嫌だった出来事が今起こっているような錯覚に陥ってしまうのです。
旦那さんも年を経て成長してすっかり優しい人になっていたとしても、昔のとんでもない旦那さんが今の旦那さんに上書きされてしまうことだってあるかもしれません。
そうすると、今目の前にいる旦那さんの良さが隠されてみえなくなってしまう。それってあなたにとっても旦那さんにとっても得なことはひとつもありませんよね。
楽しかったり嬉しかったりしたことは日記に綴って、読み返すことでまたその喜びも倍増する、幸せな気持ちになる。日記に書くのは、そんな思い返すだけであなたを幸せにしてくれる覚えておきたいことだけにしましょう。
ネガティブな感情は一旦紙に書いて(認める)少し落ち着いたら(受け入れる)、そのままビリビリに破り捨てる(ゴミ箱へ)がオススメです。
書くのが苦手、自分には合わないと思える人は、ヨガや瞑想などの実践も超オススメです(^^)
ストレスは聞いてもらって発散。でも何度も話さない
辛い時、悲しい時誰かにその気持ちを聞いてもらうというのは、気持ちを整理して落ち着かせるにはとても良い方法です。
ただここでも気をつけたいのは、何度も話さないということ。 誰か一人、多くても二人まで。
あなたの悩みや辛さを聞いてくれる貴重な友人がいるのなら、 子育てや旦那さんへの不平不満もがんがん話してしまいましょう。
でももちろん仲の良い友人だと言っても、相談相手を不快にさせない気遣いは大事です。
人への非難や悪口を聞いて気分良くなったり幸せになる人はいません。 正当な評価ならともかく、相手の妬み恨みなどがベースにある場合はなおさらです。
まあ旦那さんへの不平不満なら、旦那さんへの溢れる愛情がベースにあるうえでのことでしょから、友人をそんなに不快にさせることもないでしょうがw。
とはいえ、言葉は選びましょう。あまり酷い言葉ばかりを使うと、相談相手だけでなくあなた自身のエネルギーがどんよりと滞り、せっかく話を聞いてもらってもスッキリできません。
ママ友とパパの愚痴を言い合うのは、同じ立場の人や同じ思いの人ということで、分かり合えてその場では気持ちよくなるでしょう。それももちろんよい方法です。でもほどほどにしておくこと。
盛り上がりすぎて嫌な気持ちをしっかりと記憶に定着させながら、ネガティブ思考を癖にしてしまうこともあります。
そしてよい対処法が見つかるとは限りません。じゃあどうすればいい?という解決方法までは発展しないことがほとんどです。
旦那へのストレスを話す相手は男性の方がよいことも
オススメするのは、信頼できる男性に相談するということです。
ある時、男友達相手に、当然同意してもらえるもんだと、子育て非協力な夫がどんなにストレスか話してたら、「旦那さんの気持ちも分かるよ」と冷静に返してくれたんですね。
女友達なら絶対に言ってくれなかった視点。そうかそういう見方もあるのか、男ってものはそうなのか、って気づきがもらえて、なんか楽になれた、という経験があります。
実際、生物的に男性と女性の違いというのはあるのです。そういう違う部分をしっかり理解できた上で旦那さんに向き合うと、意外に腹が立たなかったりすると思いますよ。
そういうもんなんだな~仕方ない、と思えるんですね。
同じことを夫が言っても、小難しい理論や言い訳にしか聞こえなくて納得できないことでも、他の人が言えば素直に受け止められたりもします。
母親の言うことは反発して聞けないけど、母の友人が話てくれることならよくわかる。でも実は言ってること同じだった。みたいな経験、子供のときなかったですか。
ウチの夫にしても、 生活習慣やトレーニングや瞑想、呼吸法など、ビジネスマンの健康に有益なアドバイスができるプロ(妻)がすぐ近くにいるというのに、ほとんど聞こうとしません。
そのくせ会社の研修なんかで、それらの知識を仕入れてきて喜んでるんです。私に聞けばいいのにって思うけど、本人は妻に聞いて、できなくて怒られるのが嫌なのかもしれませんね。
夫婦間や親子間など、近すぎる関係というのは冷静に教えたり伝えたりというのが意外に難しい。相手が他人だと、できなくても全く腹が立たないし、優しく教えてあげれるのに、 それが身内となると途端に厳しくなる。
子供に勉強教えてて、なぜかケンカになったなんていう経験、きっと誰にでもありますよね(笑)
旦那本人の言うことは素直に聞けないのなら、旦那さんの言い分を代弁してくれる男性に聞くというのがいいように思います。
男性に聞く、相談する、というのは、解決策が見つかることが多い。旦那さんの、夫や父親としての立場、男としての習性などなどを思いやることを助けてくれる場合が多いのです。
旦那は今日一日どんな日を過ごしたんだろう、と思いやる
あなたは家事や子供の世話で、不毛な一日を過ごした(と思ってる)のかもしれません。子育てになんか追われないで、ホントは他にしたいことがもっとあるのに。 自分の好きなことなんて何もできない。
人って自分がしんどいことばっかりに気がいくものです。
どうして自分だけがこんなしんどい思いをしなくちゃいけないの?それが不平不満の始まりイライラ、ストレスの始まりです。
でも旦那さんだってもしかしたらそうかもしれません。旦那さん的には不毛な一日だったのかもしれません。ストレス一杯の一日だったかもしれません。
仕事が好きで好きで楽しくてやってる人も、いないわけじゃないでしょう。
でも旦那さんは会社で、たとえば大きなプレッシャーを受けながら、たとえば締め切りに追われながら、たとえば理不尽な上司相手に気の利かない部下相手に、気をすり減らして一日中頑張ったのではないでしょうか。旦那さんだって自由な時間がないのはあなたと同じかもしれません。
この人は今日一日どんな一日を過ごしたんだろう。あなたのイメージの中でいいので少し想像してみてください。
決して一日ヘラヘラ笑いながら気楽に過ごしたわけじゃないと思うのです。
家で不愛想だと感じるのも、あなたに嫌な思いさせないように会社の愚痴は言うまいと、気を遣ってくれてるのかもしれません。
旦那さんが、あなたの知らない場所で、あなたの知らない立場で、あなたの知らない人相手に、どんな気持ちでその一日を過ごしたのか、想像してみてあげる。
もしかしたら少し優しい気持ちになれるかもしれませんよね。
旦那さんへの感動を覚えておく
数年、数十年と夫婦を続けていくというのは、子育てをはじめ、 何かと試練を乗り越えて行かなきゃいけないことだと思います。
いつもずっとラブラブで喧嘩なんかしたことない仲良し夫婦もいるでしょうが、昔はあんなに〇〇だったのに・・・、いつのまにかあんまり話もしなくなった、いつのまにか相手がうざくなった、なんていう夫婦もたぶんそんなに珍しくない。
旦那さんのこと、あーもうヤダ、もう顔も見たくないって思うことだってあるでしょう。
そんな時のために、私がオススメする方法は、感動を覚えておく、ということです。
旦那さんの言動や、一緒に体験したこと、してもらったことなんかで、楽しかったこと嬉しかったことを、です。
それこそ日記に書くなりして記録しておくと、 旦那さんに不満が爆発しそうな時に役に立ちます。
(爆発するなと言ってるわけではありません。我慢し続けるより、こまめに爆発させた方がいいですからね)
私の場合は、二人目がお腹にできて、それを夫に報告した時の、夫の笑顔を忘れないようにしています。(だけじゃないですけどね)
「扶養家族3人か~」って、本当にすごくすごく嬉しそうに、笑ってくれたのです。それは夫の本来の優しさが全て素直に滲み出た無防備な笑顔でした。
なんて優しい表情をする人なんだろう、あぁこれがこの人の本性なんだ。 これから先、もし何かあっても、この笑顔を思い出すことさえできたら、きっと大丈夫だ。って確信できる笑顔だったのです。
と、そんなふうに、何枚か切り札を用意しておけば、旦那さんにイライラしても、旦那さんを受け入れ、許すことが、少しは安易になると思います(^^)
まとめ
子育てのストレス、イライラを旦那さんには倍増させられるって本当に辛いけど、でも本来子育ては一人でできるものではない。一人でやればどんどん辛くなるのです。
あなたがそれに耐えれるだけの軸と信念と、父性と母性を両方請け負うだけの器の大きさがあれば問題はない。
でもそうだったとしても、ひとりで子育てはしんどいです。
だからどんな旦那さんであっても、ちゃんと向き合って一緒に子育てしてほしい。(ひとりで子育てする方が楽なら、そちらを選択するのもありですが)
子育てって、子供のしつけをしたり教育することだけじゃない、と思うのです。
あなたと子供の関係性だけが良ければいい、というものでもありません。
父親と母親という立場で夫婦がよい関係性をつくること、父親(旦那さん)と子供がよい関係性でいること、 兄弟姉妹がいるのなら子供同士が信頼し合って、将来お互いに助け合える関係性をつくってあげること。
それらができて初めて、子育て大成功だと言えるのかなって思います。
もし、今、現時点で旦那さんに不平不満があったり、なんとなく夫婦うまくいってないと感じるとしても、落胆することはありません。
子育てのストレスが旦那さんによって増強されることはよくあること。お互いを尊重することを忘れず、どう乗り切っていくか。そこから夫婦関係をどう進化させていくか。
それも子育てが与えてくれる素晴らしい試練なのです。
我慢することは解決策にはなりません。キーワードは、「認める」、「受け入れる」、「許す」、です。
今ある旦那さんへのストレスを、時間がかかってもいいから、二人の関係性を充実させるための肥やしにしてしまいましょう!
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